ABOUT

「和の衣」は「日本の新たな着物」です。

衣服は景色であり、私物というよりも公共物のように感じています。
だからこそ日本を、そして日本人を美しくする着物を広めたい。
和の衣は、「うるわしき日本」を体現します。

https://wanokoromo.jp/
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物心ついた頃には、すでに洋服を着ていた。
そこには何ら違和感はなく、それがふつうだった。
最初に着物を着たいと強く意識したのは成人式のときだった。日本人として、日本の服が着たいと思った。ただそのときは、みんなスーツだからという理由からスーツを着て行った。日本人らしい選択と言えばそうかもしれない。

祭事を除けば着物を着る機会はほとんどない。特別な日に着る特別な服、それが着物。正直なところ、古典的な着物を毎日着る日常を全く想像できない。今の着物が必要なんだと思う。

そもそも歴史を辿ると、時代ごとに実に多様な着物が生まれ育まれてきた。平安時代と江戸時代を比較してみても着物の形は全く異なる。これは考えてみると当然で、価値観の変化に伴い着物も時代ごとに変化をしてきたということ。

いつの時代も様々な国の思想や文化を受け入れ吸収し、そして日本のものとして融和し昇華してきた。だからこそ、確信を持って着物を手掛けることができた。今、この時代に然るべき着物が絶対にあるのだから。

私にとって衣服は、個人の表現の発露というよりも寧ろ、その地域の、大袈裟に言えばその国の景色であると感じている。全ての日本人が着物を着たら、日本はどれほど美しい国になるだろう。その国の地域を形づくる最も重要な人工物は建物だと思う。それに引けを取らないほど重要な物は着物だ。旅をして、現地の人を見て美しいと感じるのは、その土地らしさを感じるからだと思う。風土、建築、食物、衣服といった、あらゆる要素が調和する姿に感銘を覚える。日本もそんな美しい国でありたい。

日本で着物を着ることは、最も自然であるべきだ。

和の衣 戸田光祐

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❖ 戸田光祐 ❖
平成元年生まれ。工業デザイナー、芸術家。沼津工業高等学校電子科、沼津美術研究所、東京工芸大学芸術学部卒業。領域を越境したものづくりを行っており、データや手づくりを問わず生み出した「もの」を慈しむ「とき」を大切にしている。日本を美しくしたいという想いから、美意識や価値観といった日本の精神的遺産を込めた作品を手掛けている。

❖ AWARD ❖
2018年 湯河原駅前美術館デザインコンテスト 佳作 2016年 飛騨木工連合会 飛騨の家具アワード 優秀賞 受賞 2015年 公益財団法人日本デザイン振興会 2015年度グッドデザイン賞 受賞 2014年 富士吉田地域デザインコンペティション プロダクト部門 優秀賞 受賞 2014年 MUJI AWARD 04 審査員推薦 受賞 2014年 戸田市社会福祉事業団 マスコットキャラクターコンペティション 採用 2013年 公益財団法人日本デザイン振興会 2013年度グッドデザイン賞 受賞 2011年 東京工芸大学芸術学部卒業制作展2011 ヒューマンプロダクトコース賞 受賞 2005年 高校生ものづくりコンテスト電子回路組立部門 東海大会四位 他、多数受賞。